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日本文化は鉄道文化
日本文化は鉄道文化だ。日本人は、きめられた路線、レールの上を走ることを
好む民族だ。レールから外れることを恐れていると言ってもよいのではないか。

日本の製造業が諸外国と比べ強いという事実と、前述のことが密接に関係している。
決められたルールどうりにきちんとあらゆることを行う。良い製品を大量に作る時の

心構え、基本が日本人の心にすでに出来ているのである。これは鉄道文化の良い
面であるが、残念ながら、欠点もある。一人の乗客がルールに反したようなことをやると

暗黙の制裁が科せられる。冷たい視線が送られることになるのだ。異質なものを受け
入れない文化でもあるのが鉄道文化、日本文化だ。


つまり、鉄道文化は良い点もあるが欠点もあるのだ。このことを自覚することがとても
大事
なのだ。これを知らないと異質な人、外国人や、外国の文化、いや、外国に限らず

日本人でも、変ったことを言う人を受け入れられなくなる。これはお互いにとり、とても
不幸なことである。

今、日本は、政治、経済、社会全般において、いわゆる閉塞感で覆い尽くされていると
言っても過言ではない。これを打ち破るのにはどうしたらよいか。

これを打ち破るのには、今の日本は、内部の力だけでは無理であり、外部との交流
による、刺激、あるいは衝撃を与えること
しか方法はないと思う。

日本のストックは諸外国と比べても膨大なものがあり、これを有効に活用することが
閉塞感打破のカギである。それには前述のことしかない。

しかし、気をつけなければいけないことがある、それは、あらゆることに「調和」する心で
対処することを忘れないことだ。


| 管理者 | 10:27 | comments (x) | trackback (x) | アオキ日記 |


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